成果の可視化と自己管理能力が必要

リモートワークで働くエンジニアに求められるスキルは、第一に成果を可視化することです。リモートワークでは、制約がほとんどない中で自由に働けるのがメリットと言えます。また、リモートワークとエンジニアは相性が良く、自分の計画に基づいて業務を進めていくことが可能です。しかし、自由度が高い働き方であるからこそ、わかりやすく成果を出すことが求められます。例えばコードを書いてテストし、それを上司がわかる形で残さなければいけません。そこでできたものを共有ファイル入れたり、転送可能な状態に保存しておくと成果を効果的に可視化できます。

次に、リモートワークでは自己管理能力が徹底して求められるでしょう。IT業界のエンジニアにとってリモートワークの良いところは、短時間で仕事を終えることも可能な点です。リモートワークでは、ダラダラと長時間仕事をすれば良いというものではなく、短時間でサクッと仕事を終えることも重要となります。そのため、自分自身をいかに管理できるかが鍵を握るのです。自分の性格や性質を理解し、それに合わせて仕事のやり方を管理していくためのスキルがそれに当たります。

実は、これは起業家の仕事の進め方と良く似ていているのです。自分が働きやすい環境を整えたり、1日のスケジュールを自分で決めることで、成果を出しやすいように工夫していくことが必要不可欠と言えるでしょう。これをマインドセットと呼び、リモートワークでも重要なスキルとなるのです。